お知らせ

災害の前の準備 ~持続可能な事業計画 BCP

2023.10.14

令和5年9月13日(水)19時から住友ファーマ株式会社大阪本社ホールで、東医師会、東薬剤師会及び東歯科医師会の共催で、三師会救急医療講習会を開催しました。

岸和田徳洲会病院救命救急センター長の鍛冶有登先生を講師にお招きして、災害発災時の事業継続計画(BCP)つまり発災時に診療所はどのように障害や被害に対応して、どこまでの診療を受け入れるかをあらかじめシュミレートしておく方法をまず教えていただきました。そして患者の受け入れ先を探すため、われわれ医療従事者の安否確認の重要性、市中に溢れる患者にどのように対応するかを想定した災害対策マニュアルの必要性を学ぶことができました。

具体例を一つ。 2018年9月4日に近畿に上陸した台風21号。関空連絡橋にタンカーがぶつかった台風です。 あの日の堺市の救急車出勤回数よりも同年9月14,15日に開催された岸和田だんじり祭りでの救急車出勤回数がはるかに多かったそうです。 今回の講師が勤務されている岸和田徳洲会病院では、台風21号では救急患者の受け入れにかなりの制限が生じたそうですが、だんじり祭りでの救急患者の受け入れには何の問題もなかったそうです。 毎年のことなので、その日に合わせた人員・器材の準備をしているからなのだそうです。

想定外や思いがけないと言うのではなく、災害をあらかじめ想定しておくことの大切さを教えていただいた講習会でした。